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パーキンソン病②

更新日:2月2日

皆さんこんにちは!



年が明けてから、体調を崩したり何となくの不調、胃腸の疲れなどで来院される患者さんが多いです。


皆さんも放置、我慢せず早め早めの対処をしていきましょう!



さて今回は9月末ごろに書いたパーキンソン病患者さんのその後の経過を書いていきたいと思います。

前回の記事と合わせてお読みください。




施術を開始してから4か月ちょっと経ちました。


現在の主な症状…左腰痛(動作時)・動作緩慢・時々夜間頻尿・姿勢不良・突進歩行


改善がみられているもの…上記症状の軽減・手の震え消失(院内)・身体の傾き・体重の増加など


細かく言うと、、、

個人の感じ方もあるので正確な表現は出来ませんが、腰痛や動作緩慢はまだまだみられますが、初診時に比べると少しずつ改善傾向にあります。

頻尿は明け方4~5時頃に1回行くことが多く、たまに2~3回行く程度になり、来院時1回行っていたのは無くなりました。

問診時、椅子に座っている際起こっていた手の震えや身体が傾くといった症状はほとんど見られなくなりました。震えは自覚が無いため自宅などで起こっているのかは分からないとのことでした。傾きは普段の生活でも左手で支えるということが無くなってきたと自覚しているようです。

体重は1~2kg増加。(患者さんは年末年始で食べ過ぎたと)

姿勢は始めたばかりで色々違和感を感じている状況です。

勝手にツツツっと歩いてしまう突進歩行も頻度が減ってきているとのことです。



現在の施術…はりきゅう・ボディケア・運動


現在は、症状をはりきゅうで緩和した後、ストレッチや筋トレ・歩行訓練・姿勢改善を行っています。

病気によって減少し硬くなってしまった筋肉の蘇りや、脳を活性化させる目的で運動を少しずつ12月末から取り入れ始めました。

いろいろ頭で考えながら身体を動かしてもらうことと、歩くことにより足底からの刺激が脳に伝わることで脳の活性化を促進しています。

患者さん自身も自宅で出来る運動やストレッチを頑張ってくれてます。


運動や姿勢改善を始めてからの患者さんの声

「最初は上半身と下半身がばらばらに動いている感じ。続けてきてだんだんそのズレが減ってきた。」

「姿勢を正すとのけ反っている感覚。」

「歩いている時は違和感しかない。」

などの感想が聞けました。


他の感想は

「声が出るようになった」

「家族に動きが遅いと言われなくなった」

など教えていただきました。


今までの姿勢が悪かったり、うまく筋肉を動かせていなかった分、違和感はなかなか消えないと思います。

しかし正しく動かしてあげると、最初はうまく力が入らず動かせなかったのが、2回3回と繰り返していくと身体が動かし方を思い出してきて、上手く動かせるようになってきます。

さらに脳も動かし方や、正しい姿勢を思い出し認識してくれます。

ただ、良い姿勢を脳が正しいと認識してくれるまでは時間がかかります。

地道な施術が必要になっていくことを説明しながらお互いに頑張っていこうと話しています。


またこのような、感想が出て来たりするのは、今までの施術の効果が出てきて自分自身で動かそうやってみようという気持ちが出てきたからです。

施術の効果を実感し動かしやすくなることで、患者さん自身のやる気に繋がる。

すると、施術者(私)も患者さんの頑張りに応えるためにさらに次の段階に進める。


そうやって施術は進んでいきより良くなっていきます。


常々思うことですが、より良く健康になっていくには施術だけでは、限界があります。

患者さん自身のやる気も必要です。


一緒に元気になるためにやれることをやりましょう!


パーキンソン病に関してはまた3~4か月後くらいに第3弾を書きたいと思います。




今回のパーキンソン病だけでなく、患者さんの症状を聞いて、診て、必要だと思うことは色々と提案させていただきます。

また、患者さんが知りたいこと、気になること、相談質問していただければ、出来る限り患者さんの求める答えを提供したいと思います。


生活習慣やストレッチ、運動、食事などなど。

昨年、妻も薬膳コーディネーターの資格を取ったので、妻の知識も借りつつ患者さんにとってより良い提案や患者さん自身が求める提案をしていきたいと思います。


その場で答えられないこともあるかもしれませんが、そんな時は次来て頂けるときまでには答えを用意してお待ちしています。


よろしくお願いいたします。


難病でも、日常の不調、不定愁訴でも患者さんにとっては何とかしたい症状だと思います。

そんな方たちを今までと違った、「東洋医学」という観点から施術しアドバイスをさせていただきながら、元気に健康になれるようやっていきます。


病院に行くほどでもない、行っても異常なしでとりあえずの薬を貰うだけなど、それで悩んで来院される患者さんも多くいます。

そんな方は一度、東洋医学にも目を向けてみてください。


きっと何か、出来ることがあると思います。

ホームページ上に、はりが適応になる症状を載せています。

これはWHOが効果を認めているものですので、合わせて見てみてください。


ご相談ご予約、お電話にてお待ちしております。




東洋はりきゅう院・梅島  鈴木章浩

☎03-5888-5687

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